米韓が先週 ”核協議グループ(NCG)会議”を開き、来年8月の合同演習で北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応した核作戦演習の実施に合意したことに対して北朝鮮が反発し、米国を直接攻撃できるICBMの力を誇示する武力示威に乗り出したものとみられる。
韓国の合同参謀本部は「軍はきょうの午前8時24分ごろ、ピョンヤン(平壌)一帯から東海(トンへ:日本海)上に発射された長距離弾道ミサイルと推定される1発を捉えた」と明らかにした。
つづけて「軍は警戒態勢を引き上げる中、米日当局と北の弾道ミサイルに関する情報を緊密に共有し、万全の対備態勢を維持している」と伝えた。
韓国軍は、飛翔体の飛行距離や高度・速度などを現在分析中である。
北朝鮮の今回の長距離弾道ミサイルは、現在ICBMと推定されている。また、北朝鮮のICBM発射は7月12日以降およそ5か月ぶりで、ことしに入って5回目である。
合同参謀本部は「北朝鮮の弾道ミサイルは高角に発射され、約1000キロメートルの飛行後、東海上に着弾した」と伝えた。
弾道ミサイルの飛行時間から、専門家たちは「火星18型の可能性がある」と分析している。
北朝鮮は前日午後10時38分ごろにもSRBM(短距離弾道ミサイル)1発を発射し、合同参謀本部は「平壌一帯から日本海上に発射したSRBM(短距離弾道ミサイル)1発を捉えた」と明らかにしている。
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