「満17歳なら懲役5年ですよね?」…友人殺害した女子高生、警察に電話していた=韓国
「満17歳なら懲役5年ですよね?」…友人殺害した女子高生、警察に電話していた=韓国
同級生を殺害した女子高生が犯行後に警察に電話し、「自白すれば減刑されるか、懲役5年か」と聞いていた事実が裁判の過程で明らかになった。

19日韓国法曹界によると、テジョン(大田)地方裁判所の審理で今月6日に開かれたA学生の殺人容疑事件の裁判で、検察がA学生に自身の携帯電話を初期化するなど証拠隠滅を試みた経緯を聞いた。

A学生は同級生を殺害後、自身の携帯電話を初期化し、同級生の携帯電話では同級生の家族にメッセージを送り、道に投げ捨てた。これについてA学生は、「警察に自首してから自ら命を絶とうと思い携帯電話を初期化した」と話した。

検察が「犯行前日、学校で友人らに殺人者になっても友人でいてくれるかと言った事実はあるか」と聞くと、A学生は「友人らにそのようなことを言ったか、よく覚えていない」と答えた。

検察は、犯行後に警察に電話し「満17歳で高校3年生、人を殺したら懲役5年になるのか」、「自白すれば減刑されるか」などと聞いた事実についても聞いた。これについてA学生は、「量刑などを検索してみたが正確ではなかったので、警察に聞こうという愚かな考えをした」と答えた。

法廷に立ったA学生は、「どれだけ恐ろしいことをしたのかがわかった。被害者に暴言を吐いたことは被害者本人の過ちなので大丈夫だと思った」と主張した。

被害者の父親は、「友人だったと主張しているが、実際には娘を手下のように扱った」とし、「一番安全でなければならない家で娘を守ることができなかった」と涙を流した。そして、「生きていること自体が苦しいが、殺人者が徹底して罪を償うのを見なければならない」と厳罰を要求した。

A学生はことし7月12日午後0時に大田市ソ(西)区にある同級生Bさんの家を訪れ、Bさんの首を絞めて殺害した容疑で裁判にかけられた。
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