警察などによると21日、ソウル北部地方裁判所は同日午前10時から特定犯罪加重処罰法上の未成年者略取誘拐容疑で逮捕されたA容疑者に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行った結果、拘束令状を発付した。
裁判所は証拠隠滅と逃走の恐れがあるとして拘束理由を説明した。
警察によると、A容疑者は19日午前8時40分ごろ、ソウル・トボン(道峰)区のあるマンションで、学校に登校中の小学生を凶器で脅迫し、近くのマンションの屋上に連れて行き、縛り付けた疑いが持たれている。A容疑者は被害者を誘拐した後、両親に電話して現金2億ウォン(約2,200万円)を要求した疑いも持たれている。
被害者は手を縛ったテープをほどいて自ら脱出した後、警察に救助を要請した。A容疑者の電話を受けた両親も警察に通報した。
警察は防犯カメラを分析して、同日午後5時15分ごろに被害者の住居付近でA容疑者を検挙した。警察による取り調べの過程で、A容疑者は「事業不振による借金が多く、犯行に及んだ」と供述した。
警察関係者は「被害者と被疑者は互いに隣人の関係だった」とし「具体的な事件の経緯などについて引き続き明らかにしていく計画」と述べた。
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