韓国野党代表「尹大統領の自画自賛、別の世に生きている人のようだ」
韓国野党代表「尹大統領の自画自賛、別の世に生きている人のようだ」
韓国野党“共に民主党”(民主党)のイ・ジェミョン(李在明)代表は22日、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が “政府の健全財政基調は適切だった”と評価したことについて「大統領の自画自賛的な認識と発言に、別の世に生きているのではないかという思いがする」と批判した。

イ代表はこの日、民主党の最高委員会で「高物価・高金利で、ぜい弱層・自営業者・個人事業主そして会社員たちの生活は日ごと苦しい状況だ」と語った。

尹大統領は今月19日、全国商工会議所会長団との朝食会で、英エコノミスト誌が “OECD(経済協力開発機構)35加盟国の経済成績評価で、韓国は2位になった”という内容について「世界的な複合危機の中でも、わが政府の健全財政政策は適切だったということだ」と評価した。

イ代表は「青年たちはアルバイトへと追いやられ、中年層たちは日雇い職で身を持て余すなど、雇用の質は悪化している」とし「わが党が努力の末、国民の生活にとって支えとなる民生予算を増額したが、これだけでは困難な現実を打開するのには役不足だ」と指摘した。

つづけて「民主党による国会議員総選挙における第一の公約である “看病費の健康保険適用”に関する論議が本格化している」とし「政府・与党はきのう協議を行ない、質の高い看病サービスの提供を約束したが、久しぶりに与野党間で政策において共感の輪が築かれ、民生のための論議が進展したことは幸いだ」と語った。

また「65歳以上の人口は、すでに1000万人に近づいている」とし「1か月の平均看病費450万ウォン(約49万円)・介護負担の看病地獄・看病破産に至ってしまうこの現実を一日も早く変えなくてはならない」と強調した。

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