ロッテ七星が焼酎の新製品を発売、酒類事業の再建へ=韓国
ロッテ七星が焼酎の新製品を発売、酒類事業の再建へ=韓国
飲料大手のロッテ七星飲料が2024年上半期、高級焼酎「ヨウル」(仮称)を発売する。コメを原料とした焼酎で、清酒を主力とするクンサン(群山)工場で生産する予定だ。

2016年にコメを原料とした焼酎「テジャンブ」を販売したものの、2021年に生産を中止した同社だが今回「ヨウル」には大きな期待を寄せている。韓国でことしウィスキーが人気だったことで、焼酎に注目する消費者が増えたためだ。

焼酎「チョウムチョロム」のセイロンティー割りをはじめ、購入後すぐに飲める「レディー・トゥー・ドリンク(RTD)」の缶ハイボール製品を相次ぎ販売した同社は、自分好みに酒を割って飲む消費者を狙い、来年はトニックウォーター事業を強化する計画だ。

2020年に発売した「マスター・トニックウォーター」を来年、リニューアル販売するだけでなく、炭酸水ブランド「トレビ」を活用した「トレビ・トニックウォーター」も、早ければ年末に発売する。

これと関連し同社は飲料および酒類マーケティングチーム内に所属していた新事業担当を、来年1月から飲料・酒類新事業チームへと合併することを決定した。

さらにチェジュ(済州)島で採れるミカンを水媒してジュースを作っていた済州工場の敷地に、蒸留所の建設も進める。現在、工場建設のため地方自治体からの許認可を待っている状態だ。

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