サムスンとLGが新事業に活路、家電不況の打破を目指し=韓国
サムスンとLGが新事業に活路、家電不況の打破を目指し=韓国
サムスン電子は最近、DX(デバイス・エクスペリエンス)部門にビジネス開発グループを新設した。DX部門傘下のDA(生活家電)事業部およびVD(映像ディスプレー)事業部、MX(モバイル・エクスペリエンス)事業部にも、それぞれ同じ名称の事業開発組織を新設している。

ビジネス開発グループは、景気停滞で不振に陥ったセット市場において新たな収益源の発掘を行う。同社代表取締役直属の未来事業企画チームが10年先を見越した長期プロジェクトを手掛ける一方で、DX部門傘下のビジネス開発グループは既存の家電やテレビを基にした新たな収益源を発掘し競争力を高める短・中期的課題に取り組む。

LG電子は冷暖房事業の強化に注力する。11月に米国のアラスカ大学アンカレッジ校および同フェアバンクス校と、ヒートポンプ技術の開発および製品検証のためのコンソーシアムを結成した。12月19日にはソウル大学、高麗大学、国民大学の教授陣とコンソーシアム結成のため提携。技術確保を積極的に進める。同社は北米や欧州、アジアなどでもコンソーシアムのさらなる結成を進めていく計画だ。

LG電子は欧米の冷暖房市場を拡大し企業間取引(BtoB)事業を強化して、企業体質の改善を進めるとしている。



Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101