ソウル中央地検の関係者は「強制勾引すると断定的に言うことはできないが、可能性はある。(宋前代表が)捜査に協力することを期待している。弁護人とよく話し合って日程を調整し、捜査する計画」と述べた。
24日、韓国の法曹界によると、ソウル中央地検反腐敗捜査2部はクリスマスの連休中は宋氏を呼ばなかったが、26日に調査を受けるよう通知した。これまでに3回、事情聴取を拒否している宋氏は、健康状態や陳述拒否権の行使を理由に調査を拒否しているという。宋氏の弁護人は「心身の安定が必要で、風邪で喉の具合も悪くなった」と説明している。
宋氏の拘束期限は一度の延長を含め、来月6日までだ。検察は早ければ来年1月の第1週に宋氏を起訴するものとみられる。宋氏側は29日にソウル拘置所前で集会を開き、捜査の不当性を訴える計画だ。
これに先立ち、ソウル中央地裁は19日、政治資金法違反などの容疑を受ける宋氏に対する拘束前被疑者尋問(令状審査)を行い、拘束令状を発布した。
当時、担当判事は「被疑者(宋氏)が巨額の違法政治資金を受領し、党代表選に関連した金品授受に一定部分関与したことが明らかになるなど、重大な事件だ。人的・物的証拠に関して捜査過程で確認された被疑者の行為および状況を考慮した場合、証拠隠滅の恐れがある」と述べた。
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