24日、チョンノ(鍾路)学院が3つの大学の大学修学能力試験選考1次の合格者を分析した結果、今年ソウル大学と延世大学、高麗大学の選考合格者のうち2087人が大学への登録をしていないことが分かった。これは今年の3大学の大学修学能力試験の募集人員の合計6927人のうち30.1%に達する人数だ。
大学別の登録放棄者は、ソウル大160人、延世大784人、高麗大1143人だった。ソウル大学の場合、前年度(145人)に比べて0.2%増えた。延世大学と高麗大学はそれぞれ2.8%と4.9%減少した。
特に先端分野の学科と工学部の合格者で登録を放棄したケースが多かった。今年新設されたソウル大学の先端融合学部は募集人員のうち10.9%に達する14人が登録を放棄した。
延世大学と高麗大学のコンピューター学科は、登録放棄率がそれぞれ77.1%、73.6%に達した。電気電子工学部も放棄率がそれぞれ66%、56.9%に達した。
自然系学部の大学修学能力試験の合格者が登録を放棄する理由としては「医大偏重」現象が挙げられる。受験生1人当たり願書6通を書くことができる大学修学能力試験の特性上、医大に合格して他の理工系学部への入学を放棄した可能性が高いと分析されている。
鍾路学院のイム・ソンホ代表は「地方大学の医学部は地域の学生から選抜する比率が高く、高麗・延世大学の合格最上位圏の学生たちの志願が不可能だったとみられる」と語り、「代わりに相当数が首都圏にある大学の医学部に同時出願したが脱落したため」と分析している。
続けてイム代表は「政府の政策によって新設されたり定員が増えた先端学科で登録放棄率が高くなった」と付け加えた。
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