この日の午後、ソウル鍾路区三清洞の首相公館で開かれた党政協議会には、国民の力のユン・ジェオク(尹在玉)院内代表兼代表権限代行やハン・ドクス(韓悳洙)首相、キム・デギ(金大棋)大統領室秘書室長らが出席した。会議では、共に民主党が提案した特検法を受け入れることはできないという立場を一致させた。また、総選挙後に特検を実施するという条件付きで受け入れる案も否定した。
大統領室では、今回の特検法がユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に対する揺さぶりであり、総選挙で優位に立とうとする野党の政治攻勢と見ている。
国民の力はこの日、「双特検法」(金建希女史の株価操作疑惑特検法案と大庄洞50億クラブの特検法案)について、「総選挙用の政争特検」であり「悪法」と非難した。同党のチョン・ジュヘ(全珠恵)院内報道官はこの日の論評で、「双特検法は来年の総選挙に有利になるための策略に過ぎない。国民の力は違憲、違法な特検法に絶対に妥協せず、黙々と法治を守っていく」と主張した。
パク・デチュル(朴大出)議員もフェイスブックに投稿し、「総選挙を前にして、してもいないのに罪があるように見せかけようとする行為こそ、偽物が本物を混乱させ、うそが真実を揺るがす『以假乱真』だ」と批判した。
キム・ビョンウク(金炳旭)議員は、「共に民主党の本音は、総選挙用の世論扇動とイ・ジェミン(李在明)の司法リスクを回避する手段として、金夫人を政治的な供え物にすることだ。不適切な条項だらけのこの特検法は李在明の民主党が、いつまでも終わらない自分たちの大統領選挙(李氏を守るための手段として選挙を利用)のために、紅衛兵のケッタルたち(李代表の熱烈支持者)に捧げる魔女狩りの餌食だ」と述べた。
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