【K-POPジャズ曲特集】冬に聴くジャズって最高。オススメ5曲

ATEEZ「White Love（夏の日の冬の童話）」
　韓国ボーイズグループ「ATTEZ」が2021年にリリースした、韓国歌手「キム・ジョングク」とのコラボレーションシングルの収録曲。キム・ジョングクが所属する「Turbo」の90年代を代表するウィンターソング「White Love（スキー場で）」を「ATEEZ」がリメイクしたナンバーで、愛を告白する歌詞がとてもロマンチック。「ATEEZ」といえば、パワフルなサウンドが印象に残るが、今回の曲はとてもジャジーでオシャレなのでぜひ聴いてみてほしい。

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DREAMCATCHER「Jazz Bar」
　韓国ガールズグループ「DREAMCATCHER」が2020年にリリースした、アルバム『Dystopia : The Tree of Language』の収録曲。ピアノの軽快なジャズリズムが印象的なイントロで、いつもより1人1人の個性的な歌声がフォーカスされている。ジャズバーで歌うシンガーと、客として出向いた2人の目線が合うことから始まる物語を歌詞で表現。

BTOB「Blue Monn」
　韓国ボーイズグループ「BTOB」が2018年にリリースした、アルバム『THIS IS US』の収録曲。青い光の下で美しい人をうたったラブソング。グルーヴにのったメロディーと、ミュージカルを見ているかのようなサウンドが魅力的。終始漂う風情漂う空気感は、どの曲よりもピカイチ。作詞作曲にはメンバーのミニョクが参加している。

IU「Love of B」
　韓国歌手「IU」が2013年にリリースした、アルバム『Modern Times』の収録曲。IUがこれまであまり挑戦してこなかった音楽ジャンルに焦点を当てて制作されたアルバムなだけに、ここまでジャズを前面に押し出したナンバーは初なはず。恋人との冷め切った関係を謳ったこの今日は、軽快なギターサウンドと自由に歌うIUの声が印象的な曲だ。彼女のコンサートでは、ファンからいつもリクエストがあるくらい人気の曲。

ONF「My Genesis」
　韓国ボーイズグループ「ONF」が2021年にリリースした、アルバム『CITY OF ONF』の収録曲。哲学者ニーチェがいう「超人」をテーマにした、ロックとジャズが入り交じった曲。「ツァラトゥストラはこう語った」という彼の実際の著作をモチーフに、「自分自身を克服して新しいものを想像する存在として生まれ変わる」という内容の歌詞がかかれている。内容は堅苦しく感じるが、さすが「名曲の宝庫」と呼ばれるONFらしく、メロディーの聞き心地がとてもいいので、そんな歌詞でさえも楽しみながら聴けるだろう。