27日ソウル・クァンジン(広津)警察署によると、広津警察署は24日にソウルのカンナム(江南)・パンベ(方背)などの古いマンション9か所で約4億ウォン(約4400万円)相当の金品を盗んだ3人を検挙したと明らかにした。
警察は、3人のうち空き巣行為に直接加担した2人をインチョン(仁川)で逮捕し特殊窃盗の容疑で、カンウォンド(江原道)で検挙した共犯1人は犯人逃避罪・盗品斡旋(あっせん)罪を適用し、それぞれ25日に拘束令状を申請した。
グループは古いマンションの保安が緩いという点に目を付け犯行を行った。特に年末の今月11日から19日まで1日に1件、主に富裕層が居住するソウルの古い大型マンションだけを選んだ。
警察によると、グループは犯行前に玄関のインターホンを押して人がいないことを確認した後、バールなどの道具を使いドアを開けて侵入する方式で犯行を行った。
グループは盗んだ物を共犯を通じ貴金属店や両替所などで交換したと把握された。警察は検挙現場から高価な時計1点と、まだ処分されていない金品を押収したと伝えた。
3人は同じ時期に刑務所に服役し知り合っていたことがわかった。特に3人のうち1人は5年前にも古いマンションで窃盗を犯したことがあり、別の1人も3年以内に窃盗の犯罪歴があったと伝えられた。
警察関係者は、「被害者がさらにいる可能性があるため余罪を捜査している」とし、「古いマンションの場合、年末に出入口や非常口の管理を徹底してほしい」と求めた。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 85