まだ静かな故イ・ソンギュンさんの殯所、喪主は妻で女優のチョン・ヘジン…取材陣に厳重警戒の現場
まだ静かな故イ・ソンギュンさんの殯所、喪主は妻で女優のチョン・ヘジン…取材陣に厳重警戒の現場
突然亡くなった俳優イ・ソンギュンさんの遺体安置所がソウル大学病院の葬儀場に設けられた。

イ・ソンギュン の最新ニュースまとめ

故イ・ソンギュンさんの斎場は27日午後、ソウル・チョンノ(鍾路)区のソウル大学病院の葬儀場1号室に設けられた。故人の死亡のニュースが公式化された同日正午から、遺体安置所入口には取材陣が集まっている。

故人の妻である女優のチョン・ヘジンが喪主として一人で名前が挙げられたまま葬儀場を守っている。まだ映画界および知人たちの足取りはない(取材当時)。ただ故人が生前、韓国国内はもちろん世界的にも名を知らせたトップ俳優だっただけに、内部の警戒は厳重な状況。

葬儀場側は弔問客以外の取材陣が1号室の出入りを禁止するのはもちろん、斎場に入る前の通路から取材陣の事前撮影などを厳格に禁じている。当初、葬儀場の出入り自体が禁止される雰囲気だったが、時間が経った現在、葬儀場の1階と3階の入り口程度だけが取材陣が場所を取れるように配慮する雰囲気。

遺体安置所内の電光掲示板には明るく笑っている故人の写真と共に、チョン・ヘジンが一人で喪主のリストに名を載せた。午後4時を基点に入口の前の取材陣数も急激に増えた。

午後5時頃、故人と映画「キーリングロマンス」でタッグを組んでいたイ・ウォンソク監督が映画界の同僚の中で真っ先に固い表情で登場し、殯所の中に入っていった。

同日、イ・ソンギュンさんの所属事務所HODU&Uエンターテインメント側は、故人の葬儀に対して、「遺族および同僚たちが出席した中で静かに執り行われる予定」とし、「どうか故人の最後に行く道が無念にならないよう憶測や推測による虚偽事実の流布、およびこれを基にした悪意的な報道は自制してくださるよう丁重にお願いする」と明らかにした。

これに先立ち同日午前、警察当局と消防当局によると、イ・ソンギュンさんは午前10時30分頃、ソウル・チョンノ区のある公園に停められた車両の中で意識のないまま発見された。現場では、イ・ソンギュンさんが自ら命を絶とうとした情況が発見されたと伝えられた。

イ・ソンギュンさんは2001年にミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」でデビューし、シチュエーションコメディ「恋人たち」、ドラマ「白い巨塔」、「コーヒープリンス1豪店」、「パスタ~恋が出来るまで」、「ゴールデンタイム」、「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」、「ペイバック~金と権力~」、映画「くだらないロマンス」、「僕の妻のすべて」、「王様の事件手帖」など数多くの作品に出演し、活躍を繰り広げた。2009年に女優のチョン・ヘジンと結婚し、2人の息子をもうけた。遺作には公開できなかった「脱出:プロジェクトサイレンス」と「幸せの国」の2本がある。

一方、出棺は29日0時、埋葬地はチョルラプク(全羅北)道プアン(扶安)郡の先祖の墓地。



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●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
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