インドネシアの中国資本工場で爆発事故、中国外交部「中国側の死傷者数は確認中」=中国報道
インドネシアの中国資本工場で爆発事故、中国外交部「中国側の死傷者数は確認中」=中国報道
インドネシア中部スラウェシ州にある中国資本のニッケル加工工場で24日に起きた爆発事故について、中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官が26日の定例記者会見で「具体的な人命被害については、現在も確認作業を行っているところ」と明かした。

爆発事故が発生したのは24日午前5時30分ごろ(現地時間)。事故当時、溶鉱炉の修理作業が行われていたが、その過程で爆発が発生したと見られている。

インドネシア警察は26日、この事故による死者数が18人に達し、現在も数十人が病院で治療を受けていると明かした。

これに対し毛寧報道官は、中国側はインドネシア側と協力して事故の処理にあたっていると話した。25日にはインドネシアの中国大使館の対応チームが現場に入り、当該企業の監督指導を開始している。

事故の死傷者には中国人も含まれているとされているが、同報道官は「具体的な人命被害については、現在も確認作業を行っているところ」だと説明した。
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