27日(現地時間)ロシア経済紙“RBC”によると、韓国政府の今回の措置によりロシアで人気のあるSUV(スポーツ用多目的車)モデルのトゥサンやサンタフェ(現代自動車)、ソレントやスポーテージ(起亜自動車)などもロシアへの輸出が禁止となった。
このことについて、ロシア現地の専門家たちは「韓国から車を取り寄せて販売しているロシアメーカーや消費者などが、新たな制裁適用による被害を受けることになるだろう」と見通した。
また、専門家たちは「対露輸出が禁止されている日本の自動車が韓国を経由してロシアへと輸入されてきたことなどを踏まえると、市場参加者たちは新たな第3拠点を経由する運送ルートを探すだろう」と語った。
韓国の産業通商資源部(省)は去る26日、対露輸出規制の協力のため、建設重装備・二次電池・工作機械・航空機部品など682品目を「状況許可(輸出時、武器として使用される可能性が高く、政府の許可が必要となる品目)」の対象に追加する内容を発表した。
来年1月15日から施行される今回の措置により、対露輸出における「状況許可」対象品目は計1159品目に拡大することになる。
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