インチョン(仁川)地裁イ・ギュフン令状専属部長判事は28日、共謀容疑でパク氏(28・女)に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)をおこなった後、拘束令状を発令したと明らかにした。
同部長判事は「逃走および証拠隠滅の懸念がある」と令状発令の理由を説明した。
パク氏はこの日、幼い子供を抱いて拘束前被疑者の尋問を受けるため、仁川地裁に出席し、「イ・ソンギュン氏を脅迫した容疑を認めるか」、「イ・ソンギュン氏から5000万ウォンを受けたのは本当か」という取材陣の質問に対し、何の回答もしなかった。
パク氏は最近イ・ソンギュン氏を脅迫し、5000万ウォンを受け取った容疑を受けている。これに先立ち、パク氏と共犯関係であるソウル市カンナム(江南)の遊興施設室長キム氏(29・女)は、違法薬物事件でことし10月拘束された。
イ・ソンギュン氏は10月21日「違法薬物容疑事件について脅迫され、3億5000万ウォン(約3820万円)を奪われた」とし、パク氏とキム氏、氏名不詳の1人、全部3人を恐喝容疑で検察に告訴した。イ・ソンギュン氏は知人に頼んで用意した5000万ウォンをパク氏に渡し、3億ウォンはキム氏に渡したという。
パク氏は以前、詐欺の疑いで実刑を言い渡された前科があり、キム氏とは刑務所で知り合った。出所後キム氏の上階に住み、知人関係を維持していたことが分かった。パク氏は警察に逮捕されていない状態で事前拘束令状が請求されると、今月26日令状実質審査に出ずに逃走して7日警察に捕まった。
共犯キム氏は警察の調査で「私とイ・ソンギュン氏の関係を疑った人物から社会関係網サービス(SNS)を通じて私も脅迫された」とし「彼が誰なのかは分からない」と述べたと伝えられた。
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