OTTの利用場所。黄色は平日、ピンクは週末。左から家、学校や職場、移動中の交通機関
OTTの利用場所。黄色は平日、ピンクは週末。左から家、学校や職場、移動中の交通機関
韓国放送通信委員会は昨年12月28日、「2023年放送媒体利用形態調査」の結果を発表した。調査は全国4366世帯の13歳以上の男女7055人を対象として、2023年6~8月に面接形式で行われた。

 これによるとスマホの保有率は94.8%で、前年比1.4%増加した。生活にもっとも欠かせない媒体はスマホが70.0%、テレビが27.2%で、前年とほぼ同水準だった。

 週5回以上放送受信機を利用する割合は71.4%と、75.5%だった前年から減少。一方でスマートフォンの利用率は91.4%と9割以上を維持した。またテレビの利用者は20代が41.4%から29.8%へ、また30代が67.8%から55.2%へと、20~30代が前年比で大幅に減少したことも分かった。

 オーバー・ザ・トップ(OTT)の利用率は77.0%で、72.0%の前年から5.0%増加した。年齢別では97.8%の20代、97.6%の30代がもっとも高く、年齢が低いほどOTTの利用率が高い傾向が表れた。

 OTTの利用時にはスマホを利用する割合が86.3%と最大で、放送受信機の利用者は16.2%と5.9%増加した。おもに利用するOTTは「ユーチューブ」(71.0%)、「ネットフリックス」(35.7%)、「ティービング」(9.1%)、「クーパンプレイ」(6.3%)の順となっている。

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