デリケート部分に「麻薬を入れたコンドーム」を入れて入国...懲役12年=韓国
デリケート部分に「麻薬を入れたコンドーム」を入れて入国...懲役12年=韓国
麻薬を女性の身体のデリケート部分に隠して国内に密搬入するよう指示した20代が懲役12年を宣告された。

韓国プサン(釜山)地方裁判所は29日、特定犯罪加重処罰等に関する法律(向精神薬)違反などの疑いで起訴されたA被告(20代)に懲役12年、追徴金4,650万ウォン(約500万円)を宣告したと明らかにした。

タイの現地人からヒロポンを購入したA被告は、これをコンドームに入れて予め募っておいた女性3人に渡した。A被告はことし1月から3月まで、これらの女性にコンドームに包んだ麻薬をデリケート部分に入れて、韓国のキメ(金海)国際空港を通じて入国するよう指示した。A被告はこのような手口で3度にわたってヒロポン450g(時価4,500万ウォン相当、約500万円)を密搬入した疑いを受けている。

A被告は持ち込んだヒロポンを釜山やソウルなどで販売した。A被告はエアコンの室外機や建物のガス配管などに隠して場所を知らせる手法で麻薬販売商にヒロポン436g相当を販売した疑いも持たれている。

裁判所は「A被告は共犯らと共謀して450gのヒロポンを国内に密輸入した後、これを国内に流通までするなど罪質が非常に不良だ」と指摘した。

それとともに、「ただし、A被告が捜査機関に自首した後、捜査に積極的に協力し、裁判に至るまでこの事件の犯行をすべて認めて反省する態度を見せている点など、すべての量刑条件を総合して刑を決めた」と判示した。

一方、麻薬をデリケート部分に隠して入国した20代の女性は10月、懲役3年に追徴金510万ウォン(約55万円)を宣告された。
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