韓東勲、国民の力非常対策委員長
韓東勲、国民の力非常対策委員長
ハン・ドンフン(韓東勲)国民の力(与党)非常対策委員長が来年の総選挙まで歩調を合わせる主要指導部の人選を終えたのに続き、近づく総選挙の準備に拍車をかけている。

公認管理委員会も早ければ来週初めにも構成を完了する方針だ。党内外で‘人的刷新’の雰囲気を作り、総選挙の準備に気持ちを引き締めている様子だ。

ハン委員長は28日の公式就任後、2日間で党指導部である非常対策委員会の構成を終えて事務総長、ヨイド(汝矣島)研究院長などの主要な党役員人選まで断行した。

過去の発言物議で自主的に辞任したミン・ギョンウ(閔庚宇)前非常対策委員の後任人選の可否は決定されなかったものの「韓委員長の業務スタイル上、早く決断を下すだろう」と党関係者は31日、聯合ニュースとの通話で伝えた。

今週から全国の市・道党の新年行事に参加するべく現場で動き出すため、その前に副総長や報道官団など、後続党役員の人選もまもなく終えるものと見られる。

‘斬新さ’を強調した非常対策委員会構成の延長線上で、非ヨンナム(嶺南)圏・初当選、または政治新人を多く起用すると観測されている。

総選挙を控え、最大の関心事である公認管理委員会の構成も同様である。党憲・党規に基づき、1月10日までに公認管理委員会を発足しなければならないため、日程上遅くとも来週初めまでには公認管理委員会の人選を終えなければならない。

党内外では、今回も韓委員長は政治工学的な判断をしないだろうとの観測が多い。

非常対策委員会および主要党役員の人選で見せた‘人的刷新’基調に合わせ、総選挙でもカットオフを思う存分振り回すことができる‘非政治家出身’の人事を中心に構成し、公認権を任せる可能性が高いということだ。

その中でも公認管理委員会の委員長には‘法曹界出身者’を人選する可能性が取り上げられている。

一部では検事出身の韓委員長に続き、総選挙を控えた与党の核心ポストが‘法曹界一色’との憂慮も提起されている。

しかし、与党陣営関係者は電話インタビューで「法治国家で法文を知らずに政党の公認管理を引き受けることはできない。ただし、検事出身に限らず、学界や専門家集団にまで範囲を広げることができる」と付け加えた。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 83