「カスタード」一部から食中毒菌検出...「ほとんど回収」=韓国オリオン社
「カスタード」一部から食中毒菌検出...「ほとんど回収」=韓国オリオン社
「オリオンカスタード」の一部の製品から食中毒菌が検出された。このため、製造元のオリオンは直ちに問題となっている製品のほとんどを回収した。

食品医薬品安全処は3日、オリオン第4チョンジュ(清州)工場で製造・販売した「カスタード(菓子)」から食中毒菌である黄色ブドウ球菌が検出されたため、該当製品を販売中止して回収措置すると明らかにした。

回収の対象は消費期限が6月21日と表示された製品だ。製造日は昨年12月22日に生産された製品で、1箱(12個)当たりの内容量は276g、出庫量は1318.2kgにのぼる。

これは先月にオリオンが自己品質検査を依頼した結果だ。現行の食品衛生法によると、食品は自主的に第3者機関を通じて自己品質検査を受ける必要がある。前日にこのような検出事実を知らされたオリオンは、直ちに問題となっている製品のほとんどを回収したことが伝えられた。該当製品は590箱あまりで、大きな規模ではないことが伝えられた。

同社関係者は「自己品質検査の結果を知らされた直後、緊急に回収措置に出た」とし「回収対象の製品のほとんどを回収し、明日(4日)までに完了する計画」と明らかにした。
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