ソ・ソア の最新ニュースまとめ
ソ・ソアはクァンジュ（光州）広域市に生まれる。中学生の時から両親と叔父の推薦でポケットビリヤードを始めてソウルに上京。今PBAで活動しているプロビリヤード選手のキム・ガヨンから多くのサポートを受けた。当時はチャ・ユラム、キム・ガヨンなど韓国を代表するポケットビリヤードの選手たちが世界の舞台で良い成績を記録しており、ソ・ソアもポケットビリヤードの世界に飛び込んだ。最近韓国はスリークッションがブームになっており、ポケットビリヤードの人気が多少落ちている中で世界の舞台に進出した。
昨年1月に開かれた「2023 女子ナインボール世界選手権」で3位タイを記録した後、わずか1カ月で米・ラスベガスで行われた「2023 ALFA LAS VEGAS OPEN」の決勝で、Meng-Hsia Hung（洪夢霞）をセットスコア2対1で抑えて優勝した。
また、シンガポールで開かれた「Asian Women’s 9-Ball 2022」決勝戦で準優勝し、有名大会に招待されている。
Q. スリークッションではなくポケットビリヤードを選んだ理由は？
最初はポケットビリヤード市場が もっと大きかったんです。今、スリークッション市場よりはポケットビリヤード市場が大きく、ポケットビリヤードの選手が活動する機会が多かったのですが、ある瞬間にスリークッションに勢力図が変わり始め、ポケットビリヤードの勢いがぐっと落ちました。選手たちもかなり減って多くがスリークッションに移りました。それで私がメディアへの露出も多く、スポンサーにしてもらえてもずっとポケットビリヤードをしました。また、ポケットビリヤードの成績もずっといいので、この場にいます。
Q. 昨年の海外試合の成績がとてもいいですが、勝つコツはありますか？
2年前が新型コロナ感染拡大の時期だったじゃないですか。それで試合もあまりなくて選手たちがちょっと休んでる雰囲気だったんですよ。でも私はその時、練習量をもっと増やしました。そしてずっと準備してきたんですが、それが昨年1年間にこうして爆発したんです。クラブに来ると10時間は必ずいました。毎日毎日、10時間以上いる時もありました。
Q. 昨年2月に「ALFA LAS VEGAS OPEN」で優勝し、2016年のキム・ガヨン選手の全米オープン優勝以来、韓国女子ポケットビリヤード選手としては7年ぶりの優勝ですが、優勝の感想は？
本当に何も考えていませんでした。昨年の目標は世界大会ベスト16に進出というものでした。それでただ戸惑って、終わってからまた私が優勝したのに間違いないのかなと思ったりもしました。
Q. 世界プールビリヤード協会（WPA）が発表したランキングで6位とTOP10内に入ったが、ことしの目標は？ また、国際大会への参加予定は？
2月にまたラスベガス大会を準備していて、世界女子トップ16万のイベントがあるんですよ。10万ドルかけてやるんですが、続けて一緒にやるんです。他の世界選手権のような試合日程はまだ決まっていないのですが、日程が決まれば世界選手権はなるべくほとんど出場しようと思っています。世界大会で優勝するのが目標で、ランキング5位以内に入るのが目標です。
Q. 今度台湾へ練習に行くんですが世界1位のChieh-YuChou（周済）選手とも会うんですか？また、試合が予定されていますか？ 台湾はポケットビリヤードで強い選手が多いですが、理由がありますか？
約束は特にしていませんが、私があいさつに伺えば多分会ってくださると思います。台湾で小さなトーナメントとかすると、参加してみようという意向はあります。台湾は20年、30年前からビリヤード文化がすごく発達しているので良い選手がたくさん出てきたようです。そして台湾はスリークッションはなくて全てポケットビリヤードなので実力のある選手が多いのだと思います。
Q. 兵庫県で行われた「第56回全日本選手権国際オープン」に出場されましたが、残念ながら優勝できませんでした。結果が良くない理由がありましたか？ ことしも日本の大会に出場する計画はありますか？
正直言うと、優勝を目指して行きました。敗北の要因は、まずは私の準備が少し足りなかったと思います。昨年、10以上の試合に出場しながら駆け抜けてきたので、練習量が相対的に少し足りなくて良い結果が出ませんでした。ことしも日本の大会リストをもう一度見て決める予定です。日本のファンの皆さんの応援をよろしくお願いします。
Q. 昨年、チュンチョンナムド（忠清南道）チョンアン（天安）市で開かれた大韓ビリヤード連盟のQフェスティバルでソ・ソア選手が看板スターで、またビリヤードが好きな一般の方と一緒でしたが、どんな感じでしたか？
小学生たちもすごく多かったし、中学生も多かったです。質問自体が私にはすごく新鮮だったし、情熱のある幼い子たちやその親たちと交流できて良かったです。競技以外の質問も多かったですね。印象的な質問は「試合中に緊張しないか」というものでしたが、試合中はすべてを忘れて試合だけを考えるスタイルなので、私の長所だと思います。多くのやり取りをしながら一緒にいい時間を過ごしました。
最後に「日本で行われる大会に頻繁に参加するようにしますので、たくさんの関心をお願いします」とアピールした。
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