食材スーパーで購入したオキアミの塩辛から異物が発見され、物議を醸している。この製品を販売していた小売業者は繰り返し謝罪したが、製造業者側はきちんとした対応を取らなかったとされている。

SNSにこの文章をアップロードしたAさんは、食堂の運営に必要なオキアミの塩辛が品切れし、急いで近所のスーパーでオキアミの塩辛2キログラムを購入し、容器から取り出す時にたばこの吸殻を発見したと主張している。

異物を確認したAさんはすぐにスーパーに連絡すると、スーパーの担当者たちは繰り返し謝罪したという。

しかし、製造業者側ではこれと正反対の反応を見せた。Aさんは「荒唐無稽で腹が立つ。(スーパーの)担当者たちは謝罪をしているが、製造業者側は午前中に電話したらぶっきらぼうな態度で対応され、昼の12時頃に折り返し電話をすると言って切られた」と語り、「国内の製造業者がこんな対応をするなんてとんでもないことだ。もしもうちの食堂がそのオキアミをお客さんの前に出していたらと思うとぞっとする」と話した。

通常、食品から異物が出た場合、飲食店よりも製造業者の方がより厳重な処罰を受ける。一般飲食店は公正取引委員会の「消費者紛争解決基準」によって製品を交換したり、返品することを勧告している。もし来店客が異物を食べた場合、客自身が民事訴訟を通じて自分の被害を証明し、飲食店に賠償を求めなければならない。

製造会社の場合は食品衛生法によってより強力な制裁を受ける。食品衛生法上には基準と規格が定められた食品、または食品添加物はその基準によって製造・輸入・加工・使用・調理・保存されなければならず、これに従わなければ是正命令から廃棄処分、製造禁止、課徴金などの制裁を受ける。

この製造会社の責任者は5年以下の懲役、または5千万ウォン(約549万円)以下の罰金が課される可能性がある。
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