チョ外相候補は8日、国会外交統一委員会の人事聴聞会で、“日中韓首脳会議の上半期開催は容易ではない”という見解に関する質問に「3か国間の外相会議で『可能なかぎり早期に開催する』という合意が成されていることから、私が就任することになれば最優先課題の一つとして念頭に置き、できるだけ早期開催を目指す」と答えた。
昨年11月に韓国プサン(釜山)で開かれた3か国外相会議では「互いにとってよい最も早い時期に首脳会議を開催する」という共感を再確認している。
チョ外相候補は、習近平中国国家主席の訪韓と中韓首脳会議については慎重な立場をとった。チョ外相候補は「私が発言することは適切ではなく、予断したくはない」とし「流れからすると、具体的に話し合われている韓日中首脳会議が先となる可能性が高いのではないかと思う」と語った。
また、対中外交政策についてチョ外相候補は「中国とは相互尊重・互恵・共同利益を基に、健康で成熟した関係を築いていく」とし「関係発展のスピードや規模よりも信頼増進に焦点を合わせ、未来に向けた実質的協力事業を着実に推進していく」という原則を明らかにした。
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