【おすすめK-POPソング】マイナーだけど、神曲なアルバム収録曲たち。

TOMORROW X TOGETHER(TXT)「Blue Orangeade」
　韓国ボーイズグループ「TOMORROW X TOGETHER(TXT)」が2019年にリリースした、デビューアルバム『THE DREAM CHAPTER: STAR』の収録曲。曲名の「Blue(青)」と「Orangeade(オレンジ)」は色彩でいうと補色関係にあたる。そんな正反対の関係性を人との関係性に例え、「正反対な僕たちだけど、お互いが持っていない魅力に惹かれた特別な関係」と表現したラブソング。80年代から90年代に流行った「New Jack Swing」というジャンルを現代風にアレンジして作られ、TXT初期の少年感と清涼感が感じられる一曲。

TOMORROW X TOGETHER の最新ニュースまとめ

Red Velvet「Scenery」
　韓国ガールズグループ「Red Velvet」が2023年にリリースした、アルバム『Chill Kill』の収録曲。原題は「風景画」で、柔らかなギターの旋律が印象的なアコースティックバラード曲。日常の風景を独特の視点で捉え、それを大切な思い出として描いた楽曲。平凡な時間のなかにも、特別な瞬間が存在していて、そんなことの積み重ねが人生を豊かにしていると気づかせてくれる。

ONF「Alarm」
　韓国ボーイズグループ「ONF」が2021年にリリースした、アルバム『Goosebumps』の収録曲。綺麗に重なったコーラスとメンバーの優しい歌声が魅力的なバラード曲で、「君といるのに24時間じゃ足りない」「起きたばっかりなのに1日が終わるのが早い」などなど、恋人と過ごすのが幸せすぎて時間が足りないとささやくラブソング。「名曲の宝庫」と呼ばれているONFだが、この曲を知らないなんて損している！と筆者が声を大にしたい、ONFを代表する名曲。この曲のメロディーラインを好きな人は、きっと多いはず。

IVE「ROYAL」
　韓国ガールズグループ「IVE」が2022年にリリースした、シングル『LOVE DIVE』のカップリング曲。影のあるポップダンス曲なのに彼女たち特有の上品さが見え隠れし、まさに曲目通りの「ROYAL」な高級感を味わえるナンバー。優雅さと強いエネルギーを歌声から感じつつも、その印象が全く押しつけがましくない。曲を聴くだけで、ファッションショーで高級ブランドに身を包む彼女たちを彷彿とさせる神曲。メンバーのガウルとレイが初めてラップメイキングに参加した曲でもある。

SF9「Never Say Goodbye」
　韓国ボーイズグループ「SF9」が2018年にリリースした、アルバム『MAMMA MIA!』の収録曲。クラシックギターの旋律が印象的なクラシックポップジャンルの曲。これまでの「かっこいい」SF9のイメージから脱却した感性溢れる雰囲気の曲で、個人的には2010年代のK-POPバラードを感じさせるサウンドがドストライクなナンバー。