2日に仁川空港から出発したクリンスマン監督と代表選手ら=(聯合ニュース)
2日に仁川空港から出発したクリンスマン監督と代表選手ら=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】12日(日本時間13日未明)にカタールで開幕するサッカーのアジア・カップで64年ぶりの優勝を狙う韓国代表が10日午後、現地入りした。

 アジアカップは4年に一度、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する各国代表チーム(ナショナルチーム)による大陸選手権。韓国は参加4カ国で行われた1956年の第1回大会と60年の第2回大会で連続優勝を果たして以降は最高でも準優勝と「無冠」で、今大会で64年ぶりの優勝を狙う。19年の前回大会ではカタールに敗れ準々決勝で敗退した。

 今大会はイングランド・プレミアリーグのトットナムで活躍する孫興ミン(ソン・フンミン)をはじめ、李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)、金ミン哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)、黄喜燦(ファン・ヒチャン、ウルバーハンプトン)ら欧州で活躍するメンバーがそろっていることから優勝への期待が高まっている。

 韓国代表は今月2日に出国してアラブ首長国連邦(UAE)で最後の調整を行っていた。欧州組の合流後、6日にアブダビで開かれたイラクとの親善試合では1―0で勝利した。

 韓国は1次リーグE組に入り、15日にバーレーン、20日にヨルダン、25日にマレーシアと対戦する。1次リーグは24チームが6組に分かれ、各組2位までと3位のうち成績上位4チームがベスト16による決勝トーナメントに進む。

 韓国代表は現地時間の11日午前、カタールで初の練習を行う予定だ。


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