韓東勲委員長が着た「釜山1992」スウェットが話題に…30代、40代で人気急上昇＝韓国

韓国与党「国民の力」のハン・ドンフン（韓東勲）非常対策委員長がきのう（10日）プサン（釜山）を訪問した際に着ていたスウェットがオンラインファッションストア「ムシンサ」で1位にランク入りし話題となっている。

政治圏によると、韓委員長は10日夜、このスウェットにグレーのコートを着て釜山のチャガルチ市場を訪れた。普段のスーツ姿とは全く異なり、このスウェットに注目が集まった。

韓委員長が着たグレーのスウェットは前面に「1992」という数字が書かれている。これについて、一角では釜山訪問を念頭に置きこのスウェットを選んだのではないかとの解釈が相次いだ。1992年は釜山のプロ野球チーム「ロッテ・ジャイアンツ」が最後に優勝した年だ。

主なSNSでは韓委員長の服装と関連し、「本当に意図して着たのならば、釜山についていろいろ考えたようだ」、「釜山市民が感動するポイントをよく見つけた」などの肯定的な反応が出ている。

このスウェットはきのう話題となり、「ムシンサ」では11日午前10時基準でリアルタイムランキング1位となっている。このスウェットは国内ブランド「ライクザモスト（LIKE THE MOST）」の製品で、3万ウォン台（約3000円台）のセール価格で販売されている。関連レビューがわずか2件だった製品に1日で多くの関心が集まった。

年齢別の統計では誰がこの製品に関心を持っているかも確認することができる。30代以上、特に40代のユーザーの関心が高かった。この製品は30～34歳、35～39歳、40歳以上のユーザーのランキングで1位になった。一方、19歳以下のランキングでは7位、20～24歳のランキングでは3位、25～29歳のランキングではトップ10外だった。

一方、釜山のチャガルチ市場で地域区議員らと夕食会を行った韓委員長は、食事後にナムポ（南浦）洞の釜山国際映画祭（BIFF）広場に移動し市民と対面した。韓委員長は道を埋め尽くす釜山市民に、「釜山をとても愛している。これからも頑張ります」などのメッセージを残した。