セブンブロイビールは2022年、セブンブロイイズのイクサン(益山)ブルワリーに蒸留装置を導入し、昨年から本格的な蒸留を開始。ことし上半期までにウィスキーに必要な1年間の熟成期間を終える予定だ。
セブンブロイビールがウィスキー事業に参入した背景には昨今、韓国のクラフトビール市場の急速な停滞がある。好奇心を刺激する、目新しさ中心のコラボ製品が市場に氾濫したことで、消費者がかえって疲労感を覚え停滞期に入ったという。
セブンブロイビールと同業のブリューグルは昨年、約70億ウォン(約7億6923万円)を投資し、カピョン(加平)ブルワリーへ蒸留装置を導入した。ことしの末ごろにウィスキーブランド「ライトヒル・ディスティラリー」を販売するとしている。
クラフトビール業界の関係者は「クラフトビールの主要な販路であるコンビニはことし、全酒類に占めるクラフトビールの割合を減らす計画があるようだ。ビール割引イベントでは、これまで4缶1万2000ウォン(約1318円)前後だったが、最近では3缶9000ウォン(約988円)になっていることも、クラフトビール需要が縮小した現実を反映したもの」と話した。
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