サムスン電子の高東真氏、韓国与党から出馬要請
サムスン電子の高東真氏、韓国与党から出馬要請
11日、韓国の最大野党「国民の力」がサムスン電子のコ・ドンジン(高東真)顧問に出馬を要請するよう検討していることが分かった。同党の非常対策委員長であるハン・ドンフン(韓東勲)氏が高氏の招聘を望んでいるという。

 同党のパク・ジョンハ(朴正河)首席報道官はこの日、「韓東勲非常対策委員長が高東真社長の招聘を直接要請した。ただ、まだ決まったわけではない」と述べた。

 高氏はサムスン電子モバイル部門の元代表取締役で、1984年に入社してから欧州研究所長や商品企画チーム長などを歴任した。同社の主力製品である「ギャラクシー」シリーズの開発にも深く関与し、サムスン電子の世界的な競争力を高めたと評価されている。

 韓氏は同党の人材獲得委員会の共同委員長でもあり、高氏以外にも教育界からチョン・ソングク(鄭聖国)元韓国教員団体総連合会会長、法曹界から校内暴力対策の専門家であるパク・サンス(朴相守)弁護士など、有力な人材を招聘している。

 また、同党には現政権からチョン・ファングン(鄭煌根)前農林畜産食品相、パン・ムンギュ(方文圭)前産業通商資源相、キム・ワンソプ(金琓燮)元企画財政省次官、イ・ギスン(李基順)元女性家族部次官など、元閣僚や次官級の官僚も加わった。
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