韓国新外相、米国務長官と「電話会談」…「北の挑発」「露朝軍事協力」を強く糾弾

韓国のチョ・テヨル（趙兌烈）新外相は11日、アントニー・ブリンケン米国務長官と就任のあいさつを兼ね、初の「電話会談」を行なった。

韓国外交部（外務省）によると、両者は米韓関係や日米韓協力および北朝鮮問題などについて協議した。

両者は北朝鮮問題について、北朝鮮の脅威に関する見解と懸念を共有し、北朝鮮の不法な核・ミサイル開発や挑発、対露武器支援を含めた軍事協力を強く糾弾し、国連など国際舞台で緊密に協力していくことにした。

また両者は「緊密な米韓・日米韓による対北協力を基に、北朝鮮のいかなる挑発にも断固として対応して朝鮮半島の平和と安定を守り、国際社会の徹底した国連安保理決議の義務履行を導いていく」ことに合意した。

ブリンケン長官は「チョ外相の就任を心から祝賀する」とし「これからチョ外相と緊密に意思疎通しながら、米韓同盟発展のため協力を一層深化させていくことを希望する」と語った。