起亜自動車がウーバーに特定目的車を供給へ、ドライバーのニーズ反映した機能も=韓国報道
起亜自動車がウーバーに特定目的車を供給へ、ドライバーのニーズ反映した機能も=韓国報道
起亜自動車は10日(現地時間)、米国で米配車大手ウーバー・テクノロジーズと提携し、配車サービス「ウーバー」に最適化した特定目的車(PBV)の開発と供給を行うと発表した。

これにより起亜自動車は「ウーバー」に対し、2025年に量産予定である同社初のPBV「PV5」を供給する。

PBVに特化した電気自動車(EV)プラットフォームを搭載する「PV5」は、従来のタクシーよりも内部空間が広く乗り心地に優れている。

「PV5」の開発において起亜自動車は「ウーバー」のドライバーと乗客の多様なニーズを反映させるという。とくに定額制のインフォテインメント・テレマティクスシステム「Kia Connect」を搭載し、PBVの状態の診断と故障予防サービスを提供することで、ドライバーの便宜を向上させる。

PBVがもとはEVである点も考慮し、公共および家庭向け充電インフラの普及にも協力する。また充電ステーションと自動車のデータ分析を基にした最適の運行パターンや充電ステーションへの経路などを提案するソフトウェア開発も進める。

さらに2社は、起亜自動車による定額制の自動車レンタルサービス「Kia Flex」の、北米における拡大でも協力。これと関連しレンタル、保険、設備など専用パッケージも提供していく。



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