「飲酒状態」で患者を手術した医師、処罰が難しいのはなぜ?
「飲酒状態」で患者を手術した医師、処罰が難しいのはなぜ?
飲酒状態で顔の縫合手術をした20代の医師が、患者の通報によって悪事が明るみに出た。

ソウル・カンドン(江東)警察署は13日、前日の午後11時ごろに飲酒状態で顔の傷の手術をした江東区所在の総合病院に勤める医師A氏を摘発したと明らかにした。

60代の患者Bさんは手術後の午後11時55分ごろ、警察に「医師が手術をしたが、飲酒状態だったようだ」と疑いの通報をした。

通報を受けて警察が現場に出動し、A氏に対する血中アルコール濃度の測定をした結果、飲酒状態だった事実を確認した。

警察の調べに対して、A氏は「夕食のときにビールを飲んだ」と供述し、飲酒の事実を認めた。

しかし、現行法上では飲酒状態で医療行為自体を処罰する規定はないため、A氏は刑事処罰を受けない可能性が高い。ただし、「医療人の品位をひどく傷つける行為」をした場合、資格停止は可能となっている。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99