北朝鮮外相が15~17日に「訪露」…「露朝外相会談」開催の模様
北朝鮮外相が15~17日に「訪露」…「露朝外相会談」開催の模様
北朝鮮は14日、弾道ミサイルを日本海上に発射した中、露朝の外相会談を通じてロシアとの「反米連帯」強化に拍車をかけるものとみられる。

14日、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”の報道によると、チェ・ソンヒ(崔善姫)北朝鮮外相は15~17日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相の招請によりロシアを訪問する。チェ外相は訪露期間、ラブロフ外相と会談を行なうものとみられる。

今回の訪露は表面的には昨年のラブロフ外相の訪北への答訪ということになるが「『“日米韓”対 “中露朝”』という新冷戦構図が一層顕著に表れている状況の中、露朝間の戦略的連帯を一層強化するためのものだ」と解釈されている。

一方チェ外相の訪露期間、双方がさらなる武器取引に関し協議するかも注目される。露朝は武器取引を強く否定しているが、米国などの西側諸国は「北朝鮮はロシアに武器を提供してきた」と主張している。

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