国防部はきょう北朝鮮の弾道ミサイル発射と関連し韓国軍の立場文を通じ、「北朝鮮はきのう極超音速弾頭を装着した中長距離固体燃料弾道ミサイルを発射したと主張した」とし、「弾道ミサイル技術の活用を禁止している国連安保理決議に違反した明白な挑発行為」と厳重に警告した。
また、「韓国軍は北朝鮮のさまざまなミサイル脅威の抑制・対応のため米韓一体型の拡張抑制実行力を高め、韓国型3軸体系などの自主対応能力を強化している」と明らかにした。
そして、「韓国軍は堅固な米韓合同防衛態勢のもと北朝鮮のさまざまな活動を注視している」とし、「万一、北朝鮮がわが国に対する直接的な挑発をする場合には、『即・強・終(即時に、強力に、最後まで)』の原則に基づき圧倒的に対応する」と警告した。
きょう北朝鮮は、新型固体燃料推進体を使用した極超音速中長距離弾道ミサイルの試験発射にきのう成功したと主張した。昨年11月に中距離弾道ミサイルの高出力固体燃料エンジンを開発し、1・2段エンジンの地上噴出試験に成功したと発表してから約2か月後に極超音速ミサイルに適用し発射したとみられる。
韓国合同参謀本部は、北朝鮮がきのう午後2時55分ごろピョンヤン(平壌)一帯からトンヘ(東海、日本海)上に中距離級弾道ミサイル1発を発射し、このミサイルは約1000キロメートル飛行した後、日本海上に落下したと明らかにした。
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