手錠を付け逃走した薬物容疑者を「勇敢な市民」が体を張って捕まえる=韓国
手錠を付け逃走した薬物容疑者を「勇敢な市民」が体を張って捕まえる=韓国
手錠を付けたまま逃走した薬物犯罪の容疑者を勇敢な市民が捕まえた。

15日チャンネルAによると、今月13日午後5時30分ごろチョンジュ(清州)フンドク(興徳)警察署に、「清州市オソン(五松)邑のコンビニ前に手錠を付けて脱走した人がいる。早く現場に来てほしい」との通報があった。

当時、セジョン(世宗)市チョチウォン(鳥致院)邑でインチョン(仁川)地検の捜査官に逮捕されていたA容疑者が監視の隙をついて逃走していた。A容疑者の左手首には手錠が付いた状態だった。

世宗市鳥致院邑から歩いて約40分かかる清州市五松邑付近の工事現場まで逃走したA容疑者は、工事現場の関係者に電動切断機を借りた。工事現場の関係者らはA容疑者が工事現場の作業員だと思い切断機を手渡したものの、これを怪しんだ工事現場の関係者BさんがA容疑者の後を付けたところ、A容疑者が切断機で手錠を切断する様子を目撃した。

チャンネルAが公開した周辺のCCTV(防犯カメラ)映像には、A容疑者が手に電動切断機を持ったまま工事現場に歩く姿が映っていた。その後、BさんはA容疑者と対面すると足をかけて転ばせ、これを見た他の市民らも協力した。完全に制圧された状態で地面に横たわっていたA容疑者は現場に出動した警察により逮捕された。

A容疑者を検挙した警察はこの事件を検察に引き渡す予定だ。
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