韓国検察
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キョンボックン(景福宮)の塀に落書きして毀損した事件を模倣して犯行した容疑を受けている20代の男性が拘束状態で裁判に付された。

ソウル中央地検刑事6部は15日、ソル某容疑者(28)を文化財保護法違反の容疑で拘束起訴したと発表した。

ソル容疑者は昨年12月17日の午後10時20分ごろ、国家指定文化財である景福宮のソデムン(西門)左側の石垣に赤いスプレーで特定歌手の名前とアルバムのタイトルを書いて毀損した容疑を受けている。

ソル容疑者は犯行前日、誰かの落書きにより景福宮の塀が毀損された事実をメディアの記事で知った後、模倣して犯行をしたことが分かった。

ソル容疑者は文化財への落書きについて、聖域を破る行為芸術の一種と考え、このような行動により他人の関心を引こうとしたとの趣旨で検察に供述したという。

これに先立ち、景福宮の塀にスプレーで‘映画無料’などの文字を書いた10代の男女2名も逮捕された。警察は毀損を指示した教唆犯を追跡している。

検察関係者は「文化財を毀損して国民の怒りを買った被告人には罪に相応する刑が宣告され、被害の回復がなされるよう最善を尽くす」と述べた。

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