市は2025年までに2万個設置を目標に、2021年から「スマート保安灯設置事業」を推進している。昨年まで約1万1500個を設置した。
スマート保安灯は近距離無線通信技術基盤のIoT(モノのインターネット)信号機付きLED照明で、ソウル市の安心アプリと連動される。歩行者が安心アプリで帰宅中のモニタリングが可能で、保安灯の近くを通ると保安灯が明るくなる。
また、歩行者が緊急状況に「安心アプリ」緊急メニューを押したりスマートフォンを振ったりすれば保安灯が点滅し、緊急状況を周辺に伝えることができる。自治区管制センターから通報者に自動電話がかかり、警察の現場出動につながる。
ソウル市は今年からスマート保安灯に「夜道安全」の公共デザインを新規適用する。保安灯に安全色をつけ、路地の地面に「安全な夜」というイメージを視覚化することで、市民が夜間歩く時に心理的安定感を感じることができると期待している。
ソウル市のチェ・インギュデザイン政策官は「自治区との相互協力を基に市民の不安感解消と安全な都市環境づくりに焦点を合わせていく」とし「保安などにも公共デザインを組み合わせて都市景観を改善し、安全な都市ソウルを作るのに最善を尽くす」と述べた。
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