法務部出入国・外国人政策本部が公開した2023年12月の統計月報によると、昨年12月末基準、在留外国人数は250万7854人だ。前月より8.1%、昨年より11.7%増えた数値だ。
大韓民国全体の人口の4.89%に相当する数値で、新型コロナ拡散で外国人流入が鈍化した2019年以降最大だ。また、経済開発協力機構が多文化社会で見る外国人比率5%に近い数値でもある。
昨年在留外国人のうち90日以上長期滞在するため、当局に登録、居所申請をした外国人は188万人(75%)、短期滞在者は62万人(25%)水準だった。
国籍別では中国(94万人)が最も多く、その後ベトナム、タイ、アメリカ、ウズベキスタンの順だった。不法滞在外国人数も、前年比3.0%増の42万人だった。不法滞在率は2022年より若干減少した。
このように在留外国人が増加する傾向に、一部専門家らは、すでに韓国社会が多文化社会に突入したと見る視点もあり、韓国政府の外国人政策の重要性も高まるものと見られる。
政府は先月、国務総理駐在で開かれた外国人政策委員会で、今後5年間外国人政策方向を盛り込んだ「第4次外国人政策基本計画」(2023~2027)を確定した。移民者流入・統合政策システム化、出入国移民管理庁新設などの内容が盛り込まれた。
4次基本計画では「外国人政策」の用語も公式に「移民政策」に変わった。留学生誘致による産業動力確保など、積極的移民政策内容も含まれた。
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