韓国の自動車業界関係者によると、現代自動車の中国合弁会社である北京現代は昨年12月、重慶工場の全株式を重慶市が出資する「重慶両江新区開発投資グループ」に譲渡した。重慶工場は同グループの子会社である「新エネルギー自動車産業開発」が電気自動車用に改造して稼働させる計画だという。これにより、現代自動車が中国に進出後、5か所の生産拠点は3か所に減った。
現代自動車の関係者は「中国事業の効率化と収益性向上を目指して多角的な対策を実施している」と述べ、「重慶工場の売却もその一環であり、今後も市場環境や需要に応じて事業運営を合理化していく」と売却の背景を説明した。
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