日韓の北朝鮮核首席代表がソウルで協議「北朝鮮の挑発を糾弾、対応で協力」

日韓の北朝鮮核首席代表が韓国ソウルで会い、最近の北朝鮮の挑発について糾弾し、域内の緊張感を造成する行為について緊密に協力していくと明らかにした。

韓国外交部(日本の外務省に相当)は、キム・ゴン(金建)朝鮮半島平和交渉本部長が、日米韓の北朝鮮核首席代表協議に出席するためにソウルを訪問した日本の鯰博行アジア大洋州局長と17日午後、日韓核首席代表協議を行ったことを明らかにした。

両代表は北朝鮮が年始から黄海(韓国での名称:西海)砲兵射撃、安保理決議に違反した中距離級弾道ミサイル発射に続いて、「戦争時の大韓民国完全占領」を含む憲法改正を予告するなど、朝鮮半島と域内の緊張を高める無謀な言動を続けていることを糾弾した。

続けて、両代表は緊張が高まっている原因をごまかして、戦争を脅かす北朝鮮の攻勢的な言動に遺憾の意を表し、「このような行為は日米韓の安保協力を強化するだけで、域内の不安定をもたらす北朝鮮の行動に緊密に協力して対応していく」と述べた。

また、ロシアと北朝鮮の協力についても、「安保理決議に違反することについて国際法を順守すべき」と促した。