尹大統領はこの日の午後、大韓商工会議所で開催された‘2024年教育界新年教礼会’に参加し「私も教育者の家で成長した教育家族である」とこのように述べた。
尹大統領の教育界新年教礼会への出席は、2016年のパク・クネ(朴槿恵)元大統領以来、8年ぶりに行われた。尹大統領はこの日の行事の意味を生かすために「現場の教員をたくさん呼んでほしい」と要請したという。
尹大統領は「先生たちの役割、また生徒と保護者が先生にどのように接し、尊重しなければならないのか、しっかり学びながら育った。教育現場の先生たちは子どもたちを指導する上で難しい面は多い」と慰労した。
尹大統領は成果として、昨年に改正した教権保護5法、校内暴力に関する学校専担警察官(SPO)の拡大に言及した。尹大統領は、教育革新の速度も高めなければならないと強調した。
さらに「教育プログラムをいっそう多様化し、生徒たちの創意力を無限に育てることができるよう、私たちは皆一緒に努力しなければならない。公教育がしっかり回っている国々を見ると基本的に学校生活は面白く、また生徒たちが学校に行きたがっている」とも述べた。
尹大統領は昨年末に訪問したオランダに事例について言及し「まず学校教育が面白い。私たちの教室も面白くて楽しいところにしなければならない」と主張した。先生たちには「気楽に教えて、生徒たちは幸せに学べるよう、教育環境を変えていくことに私と政府は最善を尽くす」と約束した。
なお、教育界の新年教礼会は毎年開催される教育界最大の新年行事で、幼・小・中・高等学校および大学の教員、教育関連団体・機関代表など、教育界の人たちが一堂に会し、教育の発展を祈願し、励ましの言葉を交わす場である。
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