韓国キョンギ(京畿)南部警察庁反腐敗・経済犯罪捜査隊は18日、該当事件の捜査に入ったと明らかにした。
これに先立ち15日、イさんの事件を担当したインチョン(仁川)警察庁が捜査情報流出経緯を調査してほしいとし、隣接地方警察庁の京畿南部庁に捜査依頼した。
事件を直接担当した仁川警察庁が情報流出経緯について調査する場合、客観性と公正性を担保しにくいことがあるという一部の懸念によるものだ。
京畿南部庁関係者は「捜査依頼を受けたという点以外、具体的な内容に関しては確認できていない」と述べた。続いて「該当事案について公正に捜査する方針」と述べた。
イさんは昨年10月、違法薬物類管理に関する法律上、違法薬物使用の容疑で刑事立件され、2ヶ月間3回にわたり警察の捜査を受けた。
彼は、簡易試薬検査と国立科学捜査研究院の精密鑑定でいずれも陰性判定を受けた。また「(受け取った薬が)違法薬物であるとは知らなかった」という趣旨を陳述し、悔しいという立場を明らかにしてきた。
3回目の召喚調査を受けてから4日後の昨年12月27日、イさんはソウル市チョンノ(鍾路)区の公園近くで死亡した状態で発見された。
イさんが死亡する前、警察の調査を控え、非公開調査を要請したが受け入れられなかった点、事実上内偵捜査段階からすべての情報がメディアを通じて公開された点などが、多くの論議を生んだ。
これに映画監督ポン・ジュノ氏をはじめとする文化芸術人らは、今月12日「故イ・ソンギュン俳優の死に直面する文化芸術人の要求」声明を発表し、捜査情報流出経緯に対する真相究明を促して出た。
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