14日にモスクワ入りした崔氏はプーチン大統領やノワク副首相(エネルギー担当)、ラブロフ外相らとの会談など公式訪問日程をこなし、18日に帰国の途に就いた。
ロシア大統領府によると、崔氏は16日にプーチン大統領と会談し、同日に行われた外相会談について報告した。
会談の具体的内容は明らかにされていないが、崔氏の随行員が「宇宙技術分野の参観対象目録」と書かれた書類を持っていたことから、偵察衛星の協力策などに関して議論したとみられる。また、朝鮮労働党の軍需工業部長を務める趙春竜(チョ・チュンリョン)氏がプーチン大統領との会談や外相会談に同席しており、両国が兵器取引などの軍事協力を協議した可能性が高い。
プーチン氏の訪朝の日程に関する調整も行われたとみられる。ロ朝外相は今後の政治日程を協議したとする声明を発表している。
昨年9月にロシアで開かれたロ朝首脳会談で、プーチン氏は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)からの招待を快諾していた。
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