尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国大統領は国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長、韓国の柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官らと共に江陵で開かれた開会式に出席し、開会を宣言するとともに江原道に集まった世界の若手アスリートを歓迎した。
アジア大陸では初開催となる今回の第4回冬季ユース五輪には、78カ国・地域から1802人の選手が出場する。参加は原則15~18歳が対象。アルバニアの選手が健康上の理由で参加を取りやめたため、参加国と出場者数が減少した。
開会式では、近代オリンピックが初めて開催されたギリシャを先頭に各国が入場した。
参加国・地域の中で最多となる102人の選手が出場する韓国は、78番目と最後に入場。江陵スピードスケート場を埋めた観客とスクリーンの中継画面を見守る平昌ドームの観客は、一斉に拍手を送って選手らを迎えた。
開会式のハイライトである聖火の点火は、18年平昌冬季五輪のスケルトン男子金メダリスト、尹誠彬(ユン・ソンビン)が行った。
聖火の最終点火者には、今大会での活躍が期待されるフリースタイルスキー男子のイ・ジョンミンが選ばれた。
選手らは2月1日まで江陵、平昌、旌善、横城の4地域で7競技・81種目に出場し、技を競うとともに友情を深める。
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