昨年の「キムチ輸出量」が過去最大…貿易収支の「赤字」が減少=韓国
昨年の「キムチ輸出量」が過去最大…貿易収支の「赤字」が減少=韓国
世界ではKコンテンツの熱風が吹きすさぶ中、昨年における韓国のキムチ輸出量が増加し「過去最大値」を記録した。

21日、韓国関税庁の輸出入統計によると、2023年における韓国のキムチ輸出量は4万4041トンで、前年の4万1118トンより7.1%増加した。

キムチ輸出額は1億5561万7000ドル(約230億5500万円)で、前年より10.5%増加した。ただ、これまでの最大額である1億5991万5000ドル(約236億9200万円)には小幅に及ばなかった。

キムチの輸出量と輸出額は、5年前に比べるとそれぞれ50%以上増加している。

また、昨年におけるキムチの輸出国はこれまでの最多である92か国に増加した。最大輸出国である日本と2位の米国を合わせた輸出額は1億ドル(約148億1500万円)を超え、全体の65%を占めている。輸出量は米国が1万トンを上回り、日本は2万トンを超えた。

韓国農林畜産食品部(省)の関係者は「昨年、キムチの輸出が増えた最も大きな要因は、Kコンテンツが多くの人たちに知れ渡ったためだ」と分析し「米国や欧州でかなり拡散し、これまで輸出の多かった香港や台湾のようなアジア地域はそれほど変動がなかった」と語った。

一方、韓国の昨年におけるキムチ輸入額は1億6357万6000ドル(約242億3400万円)で、3.4%減少した。これによりキムチの貿易収支は795万9000ドル(約11億7900万ドル)の赤字となり、2000万ドル(約29億6300万円)以上減少した。韓国が輸入しているキムチは、そのほとんどが中国産である。

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