早ければ2月から施行される改定案では、政府が乗用車のEVに搭載されたバッテリーのエネルギー密度とリサイクルの率により補助金額を策定する。バッテリーが軽いほど、またエネルギー出力が大きいほど補助金額が上がる仕組みとなる。
さらに政府はEV補助金の返還率が100%となる購入価格帯を、従来の5700万ウォン(約632万円)から、5500万ウォン(約609万円)へと引き下げる内容も検討中だ。
EV・バッテリー業界では今回の改定の背景に、韓国の産業を育成し中国産をけん制することがあるとみている。韓国のバッテリーメーカーが開発中のNCM(ニッケル・コバルト・マンガン)バッテリーが、中国メーカーが生産するLFPバッテリー(リン酸鉄リチウムイオン電池)よりエネルギー効率とリサイクル率が高いためだ。
環境省は1月中に補助金の改定案を確定する予定だ。さらに政府はことしから、EVを初めて購入する人、若年層、所得が低いなどの人に補助金を追加支給する案も検討している。
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