検察と李会長側の双方が結審後も複数回にわたり意見書を提出しており、追加の検討が避けられないためとみられる。
李氏はサムスングループ傘下の第一毛織とサムスン物産の合併を巡り、自らのグループ支配力を強化するために自身が大株主の第一毛織の株価を意図的に引き上げ、サムスン物産の株価を引き下げる不当な行為を行ったとして、資本市場法違反と背任の罪で2020年9月に起訴された。
また、第一毛織の子会社だったサムスンバイオロジクスの粉飾会計を行った罪にも問われている。
検察は昨年11月の論告求刑公判で懲役5年、罰金5億ウォン(約5500万円)を求刑した。
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