女優キム・スミ、息子と数億ウォン横領容疑で提訴＝韓国

韓国の有名女優キム・スミ氏（75）が持分を保有している食品会社「NAPALKKOT F&B」から業務上横領容疑などで告訴された。

ソウル市ヨンサン（龍山）警察署は最近、キム氏とキム氏の息子チョン・ミョンホNAPALKKOT F&B理事が、NAPALKKOT F&Bと10年間独占契約した「キム・スミ」ブランドの商標権を他人に販売したという内容で告訴状が受け付けられたと22日明らかにした。

NAPALKKOT F&Bは、キム氏とチョン氏が2019～2020年約10回にわたりチョン氏が運営する会社に無断で「キム・スミ」ブランドを販売し、約5億6500万ウォン（約6232万円）の利益と事業持分を得たと主張していることが分かった。

NAPALKKOT F&Bは、チョン氏がNAPALKKOT F&Bの代表取締役として在職していた当時、会社資金の入出金を引き受け、計6億2300万ウォン（約6875万円）をこっそり引き出した疑いがあると訴えた。

NAPALKKOT F&Bは、キム氏も個人税を納付する資金が不足し、会社の口座から3億ウォン（約3300万円）を引き出し、横領容疑があるとも主張した。

チョン氏は2023年11月まで、NAPALKKOT F&Bの代表取締役として在職したが、理事会の決定を経た後、現在解任された状態で現在NAPALKKOT F&Bの社内取締役を務めている。