故イ・ソンギュンさんから3億ウォンを脅し取った元女優・遊興施設の室長を起訴=韓国
故イ・ソンギュンさんから3億ウォンを脅し取った元女優・遊興施設の室長を起訴=韓国
俳優の故イ・ソンギュンさん(48)を脅迫し3億5000万ウォン(約3886万円)を奪った元女優と遊興施設の室長が裁判にかけられた。

インチョン(仁川)地方検察は23日、恐喝と恐喝未遂の容疑で元映画俳優のA被告(28・女)を拘束起訴した。

検察は麻薬類管理に関する法律上の向精神薬・大麻使用の容疑ですでに拘束起訴した遊興施設の室長、B被告(29・女)も恐喝の容疑を追加で適用し共に裁判にかけた。

A被告は昨年10月、イ・ソンギュンさんに2億ウォン(約2220万円)を要求して脅迫し、5000万ウォン(約5552万円)を奪った容疑を持たれている。

当時、A被告は直接の知り合いではなかったイさんに連絡し、「(薬物を使用した)Bさんを拘束させるつもりだが、金も受け取らなければいけない」とし、「Bさんに渡した金(3億ウォン)を全て回収し、(私に渡す)2億ウォンで解決しよう」と脅迫したと調査された。

B被告はA被告の犯行に先立つ昨年9月にイさんに電話をし、「知らないハッカーが私たちの関係を暴露しようとしている。金で防がなければいけない」とし、3億ウォンを奪った容疑を持たれている。

検察は今月5日に警察からこれらの事件を送致され、A被告の拘束事件を1回延長し補完捜査を行った。

B被告はヒロポンや大麻を3回使用した容疑で昨年11月に拘束起訴され、現在は仁川地裁で裁判を受けている。

詐欺の容疑で実刑を宣告された前歴のあるA被告は薬物使用の前科6犯のB被告とは刑務所で知り合っており、その後、B被告と同じマンションに住み約7年間親しくしてきた。

検察関係者は、「被疑者らをきょう起訴した」としながらも、「具体的な補完捜査の内容は明らかにできない」と話した。
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