「北朝鮮製ミサイルのロシア提供」がウクライナ戦争を “悪化”させている=米メディア
「北朝鮮製ミサイルのロシア提供」がウクライナ戦争を “悪化”させている=米メディア
ウクライナがロシアとの戦争で武器と砲弾不足に直面している中、ロシアに提供され始めた北朝鮮製新型ミサイルが戦争の状況を一層悪化させている。

22日(現地時間)ニューヨークタイムズ(NYT)の報道によると、ロシアは昨年末から3度にわたり、ウクライナに向けて北朝鮮製ミサイルを発射したことが把握されている。昨年の9月に露朝首脳会談が開かれて以降、北朝鮮が提供したミサイルが本格的にウクライナに投入され始めたということだ。

NATO(北大西洋条約機構)の関係者によると、これまで北朝鮮がロシアに提供したミサイルは50基未満であるが、これからはもっと増えることが予想される。関係者は「ロシアがこれらミサイルを使用することで、西側諸国が提供したウクライナの防空網を制圧するおそれがある」と懸念している。

NYTは「NATOと米国は、北朝鮮製ミサイルの投入前まで『ウクライナの防空網は、冬の期間を耐え抜くことができるだろう』と予想していた。しかし北朝鮮がミサイルを提供し米国のウクライナ支援が滞るようになれば、このような計算(予想)は外れることになるだろう」と指摘した。

Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96