「火災が起きたのに満面の笑顔とは」…行政安全相の「表情」が問題に=韓国
「火災が起きたのに満面の笑顔とは」…行政安全相の「表情」が問題に=韓国
韓国では、火災が発生したチュンチョンナムド(忠清南道)ソチョン(舒川)の特化市場を訪れたイ・サンミン(李祥敏)行政安全相の「笑顔」が問題となっている。イ行政安全相が満面の笑顔で拍手している写真が物議を醸しているのだが、一部は「大統領の訪問と事故処置に感謝する意味であるため、問題になるとは言えない」と反発している。

今月24日、韓国のオンラインコミュニティには、その前日(23日)にユン・ソギョル(尹錫悦)大統領や与党“国民の力”のハン・ドンフン(韓東勲)非常対策委員長、イ行政安全相など政府当局者が商人への慰労訪問のため特化市場を訪れた際、撮られた写真があげられた。

写真に写っているイ行政安全相は、大統領を見て満面の笑顔を浮かべ拍手をしている。

これに関してネットユーザーたちからは「国民の安全を管理する行政安全相の職業的使命感が感じられない」「すぐ目の前には全財産が失われ生計の手段が失われた人たちがいるのに、拍手をするとは」「いくら感謝の意味であったとしても、あの状況で適切な表情管理をすべきだったのでは」という批判が続出した。

一方「あの写真は、大統領の電撃訪問と事故処置に感謝する商人たちと政府当局者たちが一緒に拍手している場面だった」とし「それほど問題視することはない」という反応もあった。

今回の火災は去る22日午後11時8分ごろ舒川の特化市場で発生し、292か所の店舗のうち227の店舗が全焼した。

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