MOUにより両社は、電気自動車(EV)に必要な冷暖房兼用の冷媒を開発し、冷媒事業全般にわたる循環経済を構築する計画だ。SKエンムーブが冷媒を、現代自動車グループがその冷媒を搭載した自動車用熱管理システムを、それぞれ開発する。
両社が開発する冷媒は、既存の冷媒に比べ冷房性能が30%以上改善されたものになる。さらに両社は自動車用冷媒を、内燃機関車にも適用できるよう開発を進めていく。
現代自動車グループは次世代自動車用冷媒を、これまで蓄積してきた熱管理および空調システム関連の技術と合わせ、冬季における自動車の走行距離を改善していきたい考えだ。
今後はとくに欧州連合(EU)によるポリフルオロアルキル化合物(PFAS)規制に含まれない製品を開発する一方で、廃冷媒の回収や再活用ができる体制も整えるとしている。
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